Frequency Measure IPは、デバイスから出力される周期信号の周波数および周期を周波数カウンタで測定するアルゴリズムIPです。
本IPを使用することで、測定対象デバイスの以下のような各種電気的特性を簡単に測定、評価することができます。
- デバイス出力クロックの周波数測定
- PLL回路の特性評価
- VCO回路の特性評価
- 水晶発振器の品質検査
また、Multipoint Measurement Pluginを使用することにより、前述の測定についての複数回測定の測定値変動/最大値/最小値/平均値/ばらつきなどの特性を容易に測定、評価することができます。
Rev 2.03.00の改版内容
- ブレイク・ポイント機能を追加しました。
- Arbitrary Waveform Applying PluginのRev1.01.00に対応しました。
- External Power Supply Control Plugin のRev1.04.00に対応しました
- Batch File Execution PluginのRev1.01.00に対応しました。
機能
- I/Oチャンネルに接続されたピンの周波数および周期を測定できます。
- 周波数カウンタを使用して以下の測定を行うことができます。
Measure Type | 測定内容 |
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Frequency | 測定信号の周波数(単位:[Hz])を測定する。 |
Period | 測定信号の周期(単位:[s])を測定する。 |
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パターンを実行し、特定の動作状態で周波数/周期を測定できます。
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I/Oピンのピン・アウト・リレーをオープンして測定できます。
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デバイス・ピンにVIH/VILレベルを印加して測定できます。
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インターポーズ処理で測定値や判定結果を変数に保存できます。
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パターンの実行結果を判定できます。
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ファイナライズ・パターンを実行できます。
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Arbitrary Waveform Applying Pluginによって、パターンに同期して測定対象に任意波形を印加できます。
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External Power Supply Control Pluginによって、外部の電源装置からGPIB制御により電源を供給できます。
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Multipoint Measurement Pluginによって、一つの測定項目で複数のパターン実行条件で測定できます。また、各測定ポイントにおける統計値を判定できます。
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Batch File Execution Pluginによって、測定シーケンスの各タイミングでバッチファイルを実行することができます。
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以下のIPを連携することで測定条件を変更しながら測定結果を評価、解析することが出来ます。