Arbitrary Waveform Applying Plugin

Arbitrary Waveform Applying Pluginはパターンに同期して測定対象に任意波形を印加する機能をアルゴリズムIPに付与するプラグインです。
Analog Output Verification IPと組合せることにより、アナログ入力アナログ出力の評価を行うことができます。
Digital Output Capture IPと組合せることにより、アナログ入力デジタル出力(ADCなど)の評価を行うことができます。

Rev 1.01.00の改版内容

• 波形データのフォーマットを指定する機能を追加しました。
  • Code：AWGから発生する電圧に相当するInteger型のコードを指定する。（従来方式）
  • Level：AWGから発生するDouble型の電圧値を指定する。（新機能）
• 波形データを変数、定数、演算式で指定する機能を追加しました。
• 波形ファイル名を変数、定数、演算式で指定する機能を追加しました。
• 波形ファイル名をワークプロジェクトからの相対パスで指定する機能を追加しました。

機能

Arbitrary Waveform Applying Pluginは、次の機能をアルゴリズムIPに付与します。

• 任意波形を印加するチャンネルとして、I/Oチャンネル、AWG専用チャンネルを指定できます。
• CX1000Pの場合は1チャンネル、CX1000Dの場合は4チャンネルまで任意波形を印加できます。
• 印加する任意波形の電圧レンジを指定できます。

レンジ	電圧範囲	分解能
7V	-0.512V to 7.679875V	125uV
3.5V	-0.256V to 3.8399375V	62.5uV
1.75V	-0.128V to 1.91996875V	31.25uV

• 印加する波形は10進数の波形データ(Waveform Data)から電圧値に計算されます。

レンジ	発生電圧
7V	125uV × Waveform Data + 3.584V
3.5V	62.5uV × Waveform Data + 1.792V
1.75V	31.25uV × Waveform Data + 0.896V

• 波形データの範囲は、-32768から32767、データ長は最大で65536データです。
• 波形データはcsvファイルで指定します。
• パターン・アドレス、もしくはラベルでトリガ(電圧変化のタイミング)を指定します。
• トリガ設定はCSVファイルでのインポート/エクスポートが可能です。

対応アルゴリズムIP

Supported algorithme IP
Analog Output Verification IP (PCXA01-M1030)
Digital Output Capture IP (PCXA01-M1031)
Power Supply Current Measurement IP (PCXA01-M1028)
Functional Testing IP (PCXA01-M1020)
DC Parametric Measure IP (PCXA01-M1025)
Frequency Measure IP (PCXA01-M1090)
GPIB External Instrument Measure IP (PCXA01-M1027)