Marvell社はSER評価に活用
Marvell Semiconductor, Inc.は、CloudTesting™ Serviceを利用してSRAMのSER(Soft Error Rate)評価を実施致しました。 SER評価の内容については、アドバンテストの開発者会議VOICE 2014の発表資料をご参照ください。
SER Testing With Cloud Testing Service
ラッチ回路やメモリセルは、誤った信号を出力する不良が発生することがあります。 特に、半導体デバイス自体が持つ補正機能で誤った信号を補正できる不良を、ソフトエラーと言います。
今日では、高エネルギー宇宙線がソフトエラーの主な原因です。 ソフトエラーにより、電子機器の動作不良を引き起こすこともあります。
CloudTesting™ Serviceは、以下のようなSER評価に最適な特徴を備えています。
- 携帯性
- 小型・軽量で持ち運び可能
- 一般的な電源(AC100V-240V)で動作
- 放射線から保護するための、長いケーブル
- PMBUSによる外部電源との連携
- STILファイルからのパターン、信号条件生成