Shmoo Plot Tool for Memory

Shmoo Plot for Memory は、測定条件を変化させながら繰り返し測定項目を実行するアナリシスIPと解析用アルゴリズムです。
下記のようなデバイスの特性を視覚的に確認できます。

  • 論理回路の動作可能周波数
  • 論理回路の動作可能電源電圧

機能

2次元特性評価用ツール

  • 測定条件を変化させながら繰り返し測定項目を実行し、パターンプログラムの結果をグラフで表示できます
    • 変化させる測定条件のパラメータは、2つまで指定できます
    • 測定条件を変化させる条件は、次のいずれかの方法で指定できます
      • 開始値と間隔、回数で指定する
      • 測定条件のパラメータを選択し、その値に対する倍率とオフセット値を指定する
    • 測定条件を変化させる条件は、ワークプロジェクトに保存・読み込みできます
    • 測定項目の実行結果は視覚的に表示できます
  • 測定項目の実行結果と測定値は、コンソールに出力できます
  • 測定項目の実行結果と測定値は、CSV形式でファイルに保存できます

2次元特性評価用アルゴリズム

  • Shmoo条件に従って測定条件を変化させながら、測定項目を繰り返し実行できます
  • 測定結果をコンソールとファイルに出力できます

カートに入れる

製品グループアナリシスIP
型番PCXT01-M8001
関連リンク
提供元株式会社アドバンテスト
対応機器
  • CX1000P MEMORY_TYPE_F
  • CX1000D MEMORY_TYPE_F
Current and Voltage Measurements for Memory (DCParametricMeasure_Mem_TypeF_IP)

Functional Testing for Memory (FunctionalMeasure_Mem_TypeF_IP)

Power Supply Current Measurement for Memory (PowerSupplyCurrentMeasure_Mem_TypeF_IP)

リビジョン

リリース日リビジョン番号内容
2023年07月11日(火)2.47.00
  • 追加機能
    1. OpenJDK 17に対応
    2. [Select Measure Data]で、[Target Measure Item]に対して取得する測定値の設定ができる機能
  • 不具合項目
    1. 前処理・後処理に指定した測定項目の選択が解除される現象
    2. 前処理・後処理に指定した測定項目の名前を変更後にワーク・プロジェクトを保存すると、名称変更前の名前が保存される現象
    3. [Select Measure Data]の設定対象の測定項目の名前を変更すると、名称変更後の測定項目の設定が初期設定に戻る現象
    4. X軸またはY軸のパラメータにTimingのリソースと同名の変数が指定できない現象
  • Shmoo Algorithmの不具合項目
    1. [Target Item]に指定した測定項目の名称を変更後、名称変更後の測定項目の名称が[Target Item]に指定できないことがある現象
    2. Shmoo Algorithm実行時、[Select Measure Data]の設定の対象でない測定項目にも設定が反映されることがある現象
2022年09月09日(金)2.46.01
  • 不具合項目

    1. 1クリックでShmoo軸に変数を指定できない現象
      本現象は、Shmoo Plot Tool起動後、初めてShmoo軸を設定するときに発生します。

      • 改善後の動作
        1クリックでShmoo軸に変数を指定できます。
      • 現象発生リビジョン Rev 2.46.00
2022年08月24日(水)2.46.00
  • 不具合項目

    1. Shmoo条件をロードする際に、トラッキング設定が無効になる現象
      軸に変数と同じ名前のリソースが指定されているShmoo条件を読み込むと、トラッキング設定が無効になっていました。

      • 改善後の動作
        上記の条件でも、トラッキング設定が有効です。
      • 現象発生リビジョン
        Rev 2.24.00 ~ 2.45.00
    2. Shmooログの[Item Name]の名前が[Measure Item]の名前と異なる現象
      ShmooログのItem Nameの名前が、 Measure Itemと異なる名前で表示される場合がありました。
      また、[Item Name]はShmooログのファイル名に使用されているため、Shmooログが不適切な名前で保存されていました。
      この現象は、Shmoo Plot Tool起動後、以下の設定で実行対象の測定項目を変更した場合に発生します。

      • スタンダード・モードの場合
        [Analysis Tools]または[Setup and Execution]画面の[Measure Item]の設定

      • エキスパート・モードの場合
        フロー項目一覧領域でのフロー項目の選択

      • 改善後の動作
        [Item Name]に[Measure Item]と同じ測定項目名が表示されます。
        また、Shmooログが適切なファイル名で保存されます。

      • 現象発生リビジョン
        Rev 1.00.00 ~ 2.45.00

    3. Shmoo条件読み込み時にメモリ・リークが発生する現象

      • 改善後の動作
        Shmoo条件読み込み時のメモリ・リークが改善されました。
      • 現象発生リビジョン
        Rev 1.00.00 ~ 2.45.00
    4. Shmoo条件を読み込んでShmoo Plot Toolを終了後、フローを実行するとエラーが発生する現象

      • 改善後の動作
        フローは正常に実行されます。
      • 現象発生リビジョン
        Rev 2.44.00 ~ 2.45.00
2022年01月20日(木)2.45.00
  • 不具合項目

    Shmoo軸条件の[Start]と[Stop]の和が0になる場合、その軸の目盛が正しく表示されないことがある現象
    Shmoo軸条件の[Start]と[Stop]の和が0になる場合、その軸の目盛が正しく表示されないことがありました。

    • 改善後の動作
      軸の目盛が正しく表示されます。
    • 現象発生リビジョン
      Rev 1.00.00 ~ 2.44.00
2021年04月01日(木)2.44.00
  • 不具合項目

    1. 起動時のメモリ・リーク改善
      Shmo Plot Toolの起動時にメモリリークがあり、起動・終了を繰り返すと多大なメモリを消費していました。

      • 改善後の動作
        Shmo Plot Toolの起動時のメモリ・リークが改善されました。
      • 現象発生リビジョン
        Rev 1.00.00 ~ 2.43.01
2020年08月28日(金)2.43.01
  • 不具合項目
    1. Shmoo 結果の任意のポイントでの測定の再実行時に初期化処理及び終了処理が実行されていませんでした。
      • 改善後の動作
        上記の条件において、初期化処理及び終了処理が実行されます。
      • 現象発生レビジョン
        Rev 2.22.00 - Rev 2.43.00
    2. 測定条件のエラーのためにShmoo Plot Toolが起動できなかった場合、その後変数定義を変更すると、不要なエラー・メッセージがメッセージ表示領域に表示されていました。
      • 改善後の動作
        不要なエラー・メッセージは表示されません。
      • 現象発生レビジョン
        Rev 1.00.00 - Rev 2.43.00
2020年08月07日(金)2.43.00
  • 追加機能

    1. ATEサービス社製UTILITY BOXに対応しました。
2020年02月03日(月)2.41.00

Shmoo Algorithm

  • 不具合項目

    1. Rev 2.41.00より前のShmoo軸条件を使用すると、設定した測定値の取得ができませんでした。
      [改善後の動作]
      上記の条件において、測定値が取得できます。
      [現象発生レビジョン]
      Rev 2.41.00

Shmoo Plot Tool

  • 不具合項目
    1. Shmoo結果の任意のポイントでの測定の再実行で、測定結果が表示されませんでした。
      [改善後の動作]
      上記の条件において、測定結果が表示されます。
      [現象発生レビジョン]
      Rev 2.41.00
2020年01月16日(木)2.41.00
  • 追加機能

    1. 前処理、後処理項目のInitial、Final指定に対応しました。
    2. 前処理、後処理項目の結果がFailまたはErrorの時に解析処理を中断する機能に対応しました。
    3. Shmoo結果を取得する測定項目を選択する機能に対応しました。
    4. Shmooデータ取得中に測定項目のデータログを出力する機能に対応しました。
  • 改善機能

    1. パラメータの変数を実行前に再評価するように改善しました。
2016年05月09日(月)2.25.00
  • 不具合項目
    1. Shmooを停止させて、すぐにShmooの取得を実行すると、Shmooが正しく取得できませんでした。

      改善後の動作
      上記の条件において、正しくShmooの取得ができるようになりました。
      現象発生レビジョン
      Rev 1.00.00 ~ Rev 2.24.00
    2. Shmoo Plotを起動後、信号条件を変更して測定項目を実行するとエラーが発生し、測定ができませんでした。

      改善後の動作
      上記の条件において、正しく測定できるようになりました。
      現象発生レビジョン
      Rev 2.24.00
    3. 測定項目を実行すると、Shmoo結果がクリアされていました。

      改善後の動作
      上記の条件において、Shmoo結果はクリアされなくなりました。
      現象発生レビジョン
      Rev 2.24.00
2016年03月18日(金)2.24.00
  • 追加機能
    • X軸およびY軸のパラメータに変数を指定できるようになりました。
  • 改善機能
    • 解析用アルゴリズムのShmooの測定条件の指定方法を改善しました。

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ET 2016 組込み総合技術展に出展

CloudTesting™ Serviceを用いたデモンストレーションが、11月16日から11月18日にかけて開催される[ET 2016 組込み総合技術展]のお客様ブースにて実施されます。