CloudTesting(TM) Lab で使用するライセンスについて

ライセンスの種類

ライセンスには以下の種類があります。

  • 基本ライセンス
    CloudTesting™ Lab (以降CTLabと略す)を使用するためのライセンスです。以下のライセンスがあります。

    ライセンス名用途
    CloudTesting™ Lab CX1000P ライセンスCTLabをCX1000Pの構成(I/O Channel: 1~32)で使用します
    CloudTesting™ Lab CX1000D ライセンスCTLabをCX1000Dの構成(I/O Channel: 1~128)で使用します
    CloudTesting(TM) Lab CX1000D S2-LINK ライセンス(CX1000_MEMORY_TYPE_Fでは非対応)CX1000Dの構成をS2-LINKの構成(I/O Channel: 1~256)に拡張します
  • IPのライセンス

  • IPのプラグインのライセンス
    IPの機能拡張のためのライセンスです。

ライセンスの単位

購入したIP1つにつき1つのライセンスがあります。ライセンスは、ユーザIDごとに割り付けられます。

ライセンスの有効範囲

ライセンスは使用するPCに紐づけられます。PC1台につきIPごとに1ライセンスが必要です。複数のPCで同時に使用する場合には、使用するPCの数だけライセンスが必要です。

ライセンスのアクティベート

使用するPCでライセンスを使用可能にすることを「アクティベート」と呼びます。ライセンスのアクティベートは、そのPCでのアクティベートが実行されていない場合、CTLabの起動時に行われます。ライセンスが一度アクティベートされると、そのライセンスはそのPCのみで使用可能となります。このライセンスを他のPCで使用したい場合には、ライセンスの返却が必要です。詳細は「ライセンスの返却」を参照してください。

  • ライセンス数を超えてアクティベートした場合は、以下のメッセージが表示されます。
    “The maximum number of PC’s licensable has been reached.”
    使用するPC数に対して必要なライセンス数が足りていません。使用していないPC上でライセンスの返却を行ってください。

  • PCの置き換えやWindowsの入れ替えを行う場合は、必ずライセンスの返却をしてから作業を行ってください。入れ替え後のPCでライセンスがアクティベートできなくなります。その場合は弊社でのライセンス開放の作業が必要となりますので、ヘルプデスクまでご連絡ください。

  • 初期設定では、CTLabの終了時にライセンスは返却されません。CTLabの終了時にライセンスを返却するには、IP Managerの設定を変更してください。

  • ライセンスのアクティベートおよび返却時にはネットワークの接続が必要です。CTLabのアンインストール時にはライセンスの返却が行われるので、ネットワークの接続が必要です。

ライセンスの返却

以下の何れかの方法で、ライセンスを返却できます。

  • IP Managerでライセンスを返却する。
  • IP Managerの設定で、CTLab終了時に自動でライセンスを返却する設定にする。
  • CTLabをアンインストールする。

詳細は 「CX1000 ユーザーズ・マニュアル」 の「3.8 IPを管理する」および「15.2 基本ソフトウェアをアンインストールする」を参照してください。

  • IP Managerでのライセンス返却は、IP Managerで自動でインストールされたIPに限ります。インストーラから手動でインストールしたIPはIP Managerの管理外となります。手動でインストールしたIPのライセンスを返却するには、Windowsのメニューからのアプリのアンインストールが必要です。

[EDIT MODE]での使用

CloudTesting™ Stationを接続してCTLabを一度起動すると、次回起動時から[EDIT MODE]での起動が可能になります。[EDIT MODE]とは、CloudTesting™ Stationの接続なしでもワーク・プロジェクトの編集が可能なモードです。ただし、測定のエミュレートには対応していません。

構成ファイル(cts_prifile)を以下のパスにコピーする方法でも、[EDIT MODE]での起動が可能です。cts_profileは、ファームウェアおよび対応するCloudTesting™ Stationの構成によって内容が異なります。

%USERPROFILE%\CloudTesting Lab\cts_profile

cts_profileは以下のページよりダウンロードが可能です。

CloudTesting™ Labを起動する

  • [EDIT MODE]での使用時のライセンスは、cts_profileで定義された構成に従います。
    cts_profileの構成に応じた基本ライセンスが必要です。また、ワーク・プロジェクトで使用しているIPのライセンスも必要です。
更新日
2022年04月14日(木)