パターンの転送タイミング

質問

パターンはいつハードウエアに転送されますか? パターンを再コンパイルした場合はどうなりますか?

回答

CloudTesting™ Labは、試験実行時に必要に応じてパターンを ハードウェア(CloudTesting™ Stationのパターン格納メモリ)に転送します。 ハードウェアに転送されたパターンのデータは、以下に示す“転送済みのパターンが破棄される条件”の 何れかを満たさない限り破棄されず、再利用され続けます。 破棄されたパターンが再び必要となった場合は、再度転送が行われます。

転送済みのパターンが破棄される条件

  • CloudTesting™ Labを再起動すると、転送済みの全てのパターンのデータが破棄されます。

  • ハードウェアに転送されたパターンの総容量が、ハードウェアの最大容量(128Mword)を超えると、 転送済みの全てのパターンのデータが破棄されます。

  • 転送済みのパターンを利用する際に、その基となったパターン・オブジェクトのタイムスタンプが更新されている場合は、 そのパターンの転送済みのデータは破棄され、更新されたパターンがハードウェアに転送されます。 転送後にパターンを再コンパイルするケースは、これに相当します。

  • パターン当りの消費容量については “CX1000はどのぐらいの大きさのパターンを読み込めますか。” を参照してください。

  • パターン転送中に、そのパターンの再コンパイルを行うと、正常に転送できない可能性があります。その為、試験実行中にはパターンの再コンパイルは行わないでください。

更新日
2017年06月20日(火)