質問
CX1000はどのぐらいの大きさのパターンを読み込めますか。
回答
CX1000は、パターンを最大128Mwordまで読み込むことができます。 パターンは、メインパターンとサブルーチンパターン、DSRCパターン、SCANパターンの4種類があります。
メインパターンは最大128Mwordまで読み込めます。1wordあたり1vectorです。
サブルーチンパターンは最大4kwordまで読み込めます。1wordあたり1vectorです。
SCANパターンとDSRCパターンは合計で最大128Mwordまで読み込めます。 1wordあたりのvector数は、連続する32個のI/Oチャンネルごとに、スキャンパターンに指定されたピンの最大数に応じて下表のとおり決まります。
| Number of Pin | 1 Word |
|---|---|
| 1-4 | 8 vector |
| 5-8 | 4 vector |
| 9-16 | 2 vector |
| 17-32 | 1 vector |
もしパターン容量が128Mwordより大きい場合は、以下の対応方法が考えられます。
- 同じベクタが連続する場合は、IDXIインストラクションやJNIインストラクションを使用する。
- パターンファイルを分割出来る場合、パターンファイルを分割して複数の測定項目をパワーシーケンスを実行せずに連続して実行する。
容量が128Mword以上のパターンが指定された測定項目は実行できません。 測定実行にエラーとなります。