CloudTesting™ Lab 2.25.00

1. 改版概要

レビジョン番号
Rev 2.25.00
改版理由
機能追加、機能改善、不具合修正

2. 追加機能

2.1 CTコマンド

(1) CT_DataLogSet.batのLoggingModeオプション追加

LoggingModeオプションを追加しました。

対象ファームウェア
CX1000_MCU

3. 改善機能

3.1 Setup and Execution

(1) MCU信号条件のドライバ波形表示の改善

MCU信号条件のドライバ波形表示を以下の様に変更しました。 -ドライバイベントで出力レベルが確定するまでは、点線、確定後は実線 -ドライバONが確定するまでは灰色、確定後は赤色

対象ファームウェア
CX1000_MCU

3.2 Analysis Tools

(1) パターン・オブジェクトのコメント情報の読み込み速度改善

パターン・オブジェクトにコメント情報がある場合の、 Pattern Viewerの起動時間を改善しました。

対象ファームウェア
CX1000_MCU

4. 不具合項目

4.1 CTコマンド

(1) コマンドの引数に半角スペースを含む測定項目名が指定できない現象

以下のCTコマンドで、半角スペースを含む測定項目名が指定できませんでした。 - CT_FlowStart.bat - CT_FlowStartNoWait.bat - CT_MeasrureItemStart.bat - CT_MeasureItemStartNoWait.bat - CT_MeasureItemSelect.bat - CT_FlowItemStart.bat - CT_FlowItemStartNoWait.bat

改善後の動作
半角スペースを含む測定項目名をダブルクォーテーションで囲んで指定できるようになりました。
現象発生レビジョン
Rev 2.20.00 ~ Rev 2.24.01
対象ファームウェア
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F

(2) Operation Window for CX1000を使用すると、CTコマンドが利用できなくなる現象

Operation Window for CX1000 を使用すると、CTコマンドが利用できなくなる場合がありました。

改善後の動作
CTコマンドが正常に利用できるようになりました。
現象発生レビジョン
Rev 2.20.00 ~ Rev 2.24.01
対象ファームウェア
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F

4.2 変数

(1) String型の配列の変数名を変更するとエラーになることがある現象

String型の配列でインデックス番号を指定して初期値を設定している場合、 変数名を変更するとエラーが発生していました。

改善後の動作
正しく変数名の変更ができます。
現象発生レビジョン
Rev 2.20.00 ~ Rev 2.24.01
対象ファームウェア
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F
(2) エキスパート・モードのSelect Variable
イアログ・ボックスに定義途中の変数が表示される現象
エキスパート・モードのBranch Switch Value
インターポーズで変数を指定する際に 使用するSelect Variable]ダイアログ・ボックスに、[Define Variables]
イアログ・ボックスで 定義途中の変数が表示されていました。
改善後の動作
定義途中の変数は表示されません。 また、Define Variables
イアログ・ボックスで定義途中の変数がある場合、 測定の開始ができないようにしました。
現象発生レビジョン
Rev 2.20.00 ~ Rev 2.24.01
対象ファームウェア
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F

4.3 Analysis Tools

(1) アナリシスツール実行中に中断するとデータログ設定が無効になる現象

Analysis Tool実行中に中断するとデータログ設定が無効になっていました。

改善後の動作
Analysis Tool実行中に中断してもデータログ設定が無効になりません。
現象発生レビジョン
Rev 2.22.00 ~ 2.24.01
対象ファームウェア
CX1000_MCU

(2) 名称が“shmoo“で終わる測定項目が存在する場合、Shmooが実行出来ない現象

エキスパート・モードで“XXX”と“XXX_shmoo”という名称の測定項目があると、 測定項目“XXX”でShmooが実行出来ませんでした。(XXXは任意の文字列)

改善後の動作
上記の場合でも、Shmooが正しく実行出来るようになりました。
現象発生レビジョン
Rev 2.22.00 ~ Rev 2.24.01
対象ファームウェア
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F

(3) 停止ボタンで解析ツールの実行が中断できないことがある現象

停止ボタンで解析ツールの実行が中断できないことがありました。

改善後の動作
上記の動作が改善されました。
現象発生レビジョン
Rev 1.00.00 ~ Rev 2.24.01
対象ファームウェア
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F

4.4 Flow Execution (Standard Mode)

(1) 測定項目を削除して保存すると、保存したワーク・プロジェクトが開けなくなる場合がある現象

Setup and Execution
実行対象に選択されている測定項目を削除して保存すると、 保存したワーク・プロジェクトが開けませんでした。
改善後の動作
保存したワーク・プロジェクトが正しく開けます。
現象発生レビジョン
Rev 2.24.00 ~ 2.24.01
対象ファームウェア
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F