CloudTesting™ Lab 2.21.02

改版理由

  • 機能改善

改善項目

IP Manager

プロキシを利用する環境でネットワークに接続できない問題

Windowsインターネットオプションのプロキシ設定が、IP Managerに適用されず、CloudTesting™ Labの起動時に、通信エラーが発生する場合がありました。

現象が発生するのは、Windowsのインターネットオプション[接続]タブ -> [LANの設定]ボタンで表示される、[ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]の[自動構成]領域で、以下の何れかを設定している場合です。

  • [設定を自動的に検出する]をチェックする。
  • [自動設定のスクリプトを使用する]をチェックする。
改善後の動作
上記の条件で、Windowsインターネットオプションのプロキシ設定が、IP Managerに適用されるようになりました。 また、設定が適用されてもネットワークに接続できない場合、バックアップとしてパッケージによるIPインストールにも対応出来る様にしました。
現象発生レビジョン
Rev 2.20.00~Rev 2.21.01
対象ファームウェア
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F, CX50_GENERAL

Setup and Execution

測定項目実行時に微小なメモリ・リークが発生する現象

測定項目実行時に、微小なメモリ・リーク(数百バイト程度)がありました。

改善後の動作
メモリ・リークがなくなりました。
現象発生レビジョン
Rev 2.20.00~Rev 2.21.01
対象ファームウェア
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F, CX50_GENERAL

実験項目を長期間連続実行するとメモリが不足する現象

教材パッケージIPの実験項目を長期間連続実行すると、メーターに表示するデータが徐々に増加し、使用できるメモリが不足することがありました。

改善後の動作
メーターに表示するデータ数の上限を最新の100,000個に限定し、長期間連続実行 してもメモリが不足しないようにしました。
現象発生レビジョン
Rev 2.21.00~Rev 2.21.01
対象ファームウェア
CX50_GENERAL