改版理由
- 機能改善
改善項目
IP Manager
プロキシを利用する環境でネットワークに接続できない問題
Windowsインターネットオプションのプロキシ設定が、IP Managerに適用されず、CloudTesting™ Labの起動時に、通信エラーが発生する場合がありました。
現象が発生するのは、Windowsのインターネットオプション[接続]タブ -> [LANの設定]ボタンで表示される、[ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]の[自動構成]領域で、以下の何れかを設定している場合です。
- [設定を自動的に検出する]をチェックする。
- [自動設定のスクリプトを使用する]をチェックする。
- 改善後の動作
- 上記の条件で、Windowsインターネットオプションのプロキシ設定が、IP Managerに適用されるようになりました。 また、設定が適用されてもネットワークに接続できない場合、バックアップとしてパッケージによるIPインストールにも対応出来る様にしました。
- 現象発生レビジョン
- Rev 2.20.00~Rev 2.21.01
- 対象ファームウェア
- CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F, CX50_GENERAL
Setup and Execution
測定項目実行時に微小なメモリ・リークが発生する現象
測定項目実行時に、微小なメモリ・リーク(数百バイト程度)がありました。
- 改善後の動作
- メモリ・リークがなくなりました。
- 現象発生レビジョン
- Rev 2.20.00~Rev 2.21.01
- 対象ファームウェア
- CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F, CX50_GENERAL
実験項目を長期間連続実行するとメモリが不足する現象
教材パッケージIPの実験項目を長期間連続実行すると、メーターに表示するデータが徐々に増加し、使用できるメモリが不足することがありました。
- 改善後の動作
- メーターに表示するデータ数の上限を最新の100,000個に限定し、長期間連続実行 してもメモリが不足しないようにしました。
- 現象発生レビジョン
- Rev 2.21.00~Rev 2.21.01
- 対象ファームウェア
- CX50_GENERAL