改版理由
機能改善
改善項目
Setup and Execution
DCパラメトリック測定条件の設定が原因でエラーが発生する現象
MVMモードで、上限判定値または下限判定値に接頭辞つきの値(100mや10kなど)が設定されている場合、測定実行時またはワーク・プロジェクト読み込み時にエラーが発生していました。
- 改善後の動作
- 上記の場合でも、正しく動作するようになりました。
- 現象発生レビジョン
- Rev 2.20.00~Rev 2.21.00
- 対象ファームウェア
- CX1000_MCU
測定条件の設定でパス名を指定するとエラーが発生する現象
パターン・プログラムのファイル名などのパス名の指定で、区切り文字’'を含む場合、‘'の直後のフォルダまたはファイルの先頭文字がnの場合に、パス名が正しく認識されずエラーが発生していました。
- 改善後の動作
- 上記の場合でも、正しく動作するようになりました。
- 現象発生レビジョン
- Rev 2.20.00~Rev 2.21.00
- 対象ファームウェア
- CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F
パターン条件の[Mask Pins]の設定を空欄にしても直前の設定が有効になっている現象
パターン条件の[Mask Pins]の設定を空欄にしても、直前の設定が有効のままになっていました。
- 改善後の動作
- [Mask Pins]の設定を空欄にすると、設定は削除されます。
- 現象発生レビジョン
- Rev 2.10.00~Rev 2.21.00
- 対象ファームウェア
- CX1000_MEMORY_TYPE_F
ワーク・プロジェクト
パターン条件の[Mask Pins]の設定が仕様と異なったフォーマットで保存される現象
ワーク・プロジェクトにパターン条件の[Mask Pins]の設定を保存した場合、[Mask Pins]に指定した文字列の両端に不要な“”(ダブルクォート)がついていました(ワーク・プロジェクトの読み込みは問題なく行えます)。
- 改善後の動作
- 仕様通りの正しいフォーマットで保存されます。 また、本レビジョンでは、Rev 2.20.00~Rev 2.21.00のフォーマットと互換を取るため、 正しいフォーマットと不要な“”(ダブルクォート)が付いているフォーマットと どちらの場合も正しく読み込めるようにしています。
- 現象発生レビジョン
- Rev 2.20.00~Rev 2.21.00
- 対象ファームウェア
- CX1000_MEMORY_TYPE_F
IP Manager
IPのアップデートが正常に行われない現象
新規にインストールするIPが無く、アップデートするIPのみが在る状況で、IPをアップデートすると、アップデートが正常に行われず、IPが利用できなくなっていました。
- 改善後の動作
- 上記の状況で、IPが正常にアップデートされるようになりました。
- 現象発生レビジョン
- Rev 2.20.00~Rev 2.21.00
- 対象ファームウェア
- CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F, CX50_GENERAL
インストーラ
アップデート・インストールの場合でも、インストール済みのIPの削除が行われる現象
CloudTesting™ Labをアップデート・インストールした場合、インストール済みのIPに対して不要なファイル削除が行われていました(削除されたIPはIP Managerにより再インストールされます)。
- 改善後の動作
- IPを削除するかどうかを選択できるようにしました。なお、本修正は、本レビジョンから次期レビジョンへの更新時に適用されます。
- 現象発生レビジョン
- Rev 2.20.00~Rev 2.21.00
- 対象ファームウェア
- CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F, CX50_GENERAL