ご利用の流れ

CloudTesting™ Serviceで測定・解析を始めるまでの流れをご案内致します。

CloudTesting™ Serviceは、これまで事業上のコンプライアンスという観点において、それぞれ対応する法的規制に従って、米国、欧州そしてアジア において事業を展開しております。しかしながら、対応する法的、税務的管轄でのCX1000 P/Dターミナルに係る通関実務およびSaasであるCloudTesting™ Service IP (パッケージソフトウェア)に関連する源泉税につきまして、CloudTesting™ Serviceはそのサービス提供にあたり、一例として米国、シンガポールそして日本 (“MFJ”, サービス提供推奨国)でのご契約を 強く推奨致します。 特に、二重課税防止条約、多国間ではなく二国間、の下での源泉税実務は、往々にして、(外国)税額控除不能税額なそして税務申告コストを強制することがあるためです。 CloudTesting™ Serviceのお客様がMFJ外にてCloudTesting™ Service環境をご利用希望の場合には、サービス提供可能性につきまして、予めスタッフへご相談いただくようお願い致します。

CloudTesting™ Serviceの利用を開始するにあたり、事前に会員登録を行なってください。 会員は、マニュアルの閲覧や製品の購入ができます。

事前に確認すること

CloudTesting™ Serviceを利用する前に、測定内容を確認します。

行いたい測定をCloudTesting™ Serviceで実施する方法が分かりづらい場合、お気軽にお問い合わせ下さい。 目的にあった測定方法や製品をエンジニアがご提案致します。

測定内容の確認項目
項目 内容
なにを測定するか 測定するデバイスをご確認ください。ピン数や電源電圧などのデバイス仕様から、CloudTesting™ Stationの機種を選びます。
どのように測定するか 実施する測定項目をご確認ください。CloudTesting™ Serviceは、測定手順をアルゴリズムIPで提供しています。
いつ測定するか 測定を行う時期を確認します。測定を行う時期に合わせて、試用版の製品で試用を行います。
どこで測定をするか CloudTesting™ Serviceは、様々な国や地域でサービスを提供しています。利用する場所でサービスを利用できるか、ご確認ください。

CloudTesting™ Stationを選ぶ

測定するデバイスの仕様に合わせて、CloudTesting™ Stationの機種とファームウェアを選びます。

機種

CloudTesting™ Stationは、CX1000PとCX1000Dの2機種があります。 使用する測定チャンネル数に応じて、いずれかの機種を選択します。

詳しい仕様は、CX1000 ユーザーズ・マニュアルを参照してください。

ファームウェア

CloudTesting™ Stationは、CX1000_MCUとMEMORY_TYPE_Fの2つのファームウェアがあります。 ファームウェアは、CloudTesting™ Labから切り替えることができます。

CX1000_MCUファームウェアは、MCUなど幅広いデバイスに向けた機能を持っています。

MEMORY_TYPE_Fファームウェアは、フラッシュメモリを始めとしたメモリ・デバイスに向けた機能を持っています。

測定用ボードとケーブルを手配する

選択したCloudTesting™ Stationに合わせて、測定用ボードとケーブルを手配します。

測定用ボードは、パートナー企業から購入できます。 ご自身で測定用ボードを作成する場合は、テストボード作成ガイドを参照して下さい。

ケーブルは、株式会社アドバンテストからもパートナー企業からも購入できます。 ケーブルは線材や長さによって、価格が異なります。

CloudTesting™ Stationの送付を依頼する

CloudTesting™ Stationの送付をご依頼いただく場合は、マイページにサインインした後、右上に表示された「CX1000P/D送付依頼」から必要事項を入力し、ご依頼ください。

ソフトウェアを選ぶ

CloudTesting™ Serviceでは、CloudTesting™ Labというソフトウェアで測定を行います。

測定・解析を行う機能は、アルゴリズムIPとアナリシスIPで追加します。

アルゴリズムIPは、測定を行うソフトウェアです。 コンタクト試験や電源電流試験などの測定項目は、CloudTesting™ LabでアルゴリズムIPを選択して作成します。 CloudTesting™ Labで測定項目を実行すると、実際に測定が行われます。

アナリシスIPは、解析を行うソフトウェアです。 出力波形や電源電圧対動作周波数などの解析は、CloudTesting™ LabでアナリシスIPを起動して行います。

更新日
2020年12月23日(水)