CloudTesting™ Serviceで測定・解析を始めるまでの流れをご案内致します。
CloudTesting™ Serviceの利用を開始するにあたり、事前に会員登録を行なってください。 会員は、マニュアルの閲覧や製品の購入ができます。
事前に確認すること
CloudTesting™ Serviceを利用する前に、測定内容を確認します。
行いたい測定をCloudTesting™ Serviceで実施する方法が分かりづらい場合、お気軽にお問い合わせ下さい。 目的にあった測定方法や製品をエンジニアがご提案致します。
項目 | 内容 |
---|---|
なにを測定するか | 測定するデバイスをご確認ください。ピン数や電源電圧などのデバイス仕様から、CloudTesting™ Stationの機種を選びます。 |
どのように測定するか | 実施する測定項目をご確認ください。CloudTesting™ Serviceは、測定手順をアルゴリズムIPで提供しています。 |
いつ測定するか | 測定を行う時期を確認します。測定を行う時期に合わせて、試用版の製品で試用を行います。 |
どこで測定をするか | CloudTesting™ Serviceは、様々な国や地域でサービスを提供しています。利用する場所でサービスを利用できるか、ご確認ください。 |
CloudTesting™ Stationを選ぶ
測定するデバイスの仕様に合わせて、CloudTesting™ Stationの機種とファームウェアを選びます。
機種
CloudTesting™ Stationは、CX1000PとCX1000Dの2機種があります。 使用する測定チャンネル数に応じて、いずれかの機種を選択します。
詳しい仕様は、CX1000 ユーザーズ・マニュアルを参照してください。
ファームウェア
CloudTesting™ Stationは、CX1000_MCUとMEMORY_TYPE_Fの2つのファームウェアがあります。 ファームウェアは、CloudTesting™ Labから切り替えることができます。
CX1000_MCUファームウェアは、MCUなど幅広いデバイスに向けた機能を持っています。
MEMORY_TYPE_Fファームウェアは、フラッシュメモリを始めとしたメモリ・デバイスに向けた機能を持っています。
測定用ボードとケーブルを手配する
選択したCloudTesting™ Stationに合わせて、測定用ボードとケーブルを手配します。
測定用ボードは、パートナー企業から購入できます。 ご自身で測定用ボードを作成する場合は、テストボード作成ガイドを参照して下さい。
ケーブルは、株式会社アドバンテストからもパートナー企業からも購入できます。 ケーブルは線材や長さによって、価格が異なります。
CloudTesting™ Stationの送付を依頼する
CloudTesting™ Stationの送付をご依頼いただく場合は、マイページにサインインした後、右上に表示された「CX1000P/D送付依頼」から必要事項を入力し、ご依頼ください。
ソフトウェアを選ぶ
CloudTesting™ Serviceでは、CloudTesting™ Labというソフトウェアで測定を行います。
測定・解析を行う機能は、アルゴリズムIPとアナリシスIPで追加します。
アルゴリズムIPは、測定を行うソフトウェアです。 コンタクト試験や電源電流試験などの測定項目は、CloudTesting™ LabでアルゴリズムIPを選択して作成します。 CloudTesting™ Labで測定項目を実行すると、実際に測定が行われます。
アナリシスIPは、解析を行うソフトウェアです。 出力波形や電源電圧対動作周波数などの解析は、CloudTesting™ LabでアナリシスIPを起動して行います。