校正と修理

このドキュメントは、CloudTesting™ Stationの校正と修理について述べます。

校正

株式会社アドバンテストは、校正済みのCloudTesting™ Stationをお送りします。 校正実施日は、本体に貼られたシールに記載されています。
校正は、お客様ご自身で行うことも株式会社アドバンテストに依頼することもできます。

自分で校正する

自分でCloudTesting™ Stationを校正する場合、以下の製品と機器が必要です。

  1. 高精度レベル・キャリブレーション
  2. CTS FUNCケーブル (1.0m, 0.5m)
  3. CTS CONTケーブル (1.0m, 0.5m)
  4. CX1000 DC Calibrationボード・セット
  5. デジタル・マルチメータ
  6. 周波数カウンタ
  7. タイミング校正用ケーブル(詳細はCX1000ユーザーズ・マニュアルを参照して下さい)

デジタルマルチメータは、以下のいずれかを利用できます。

メーカー 型番 I/F
ADC Corporation 7461A or AD7461A NI GPIB-USB-HS
Keysight Technologies, Inc. 34461A USB
Keysight Technologies, Inc. 3458A NI GPIB-USB-HS

7461A,AD7461A,3458Aを使用する場合には、Hi-Speed USB 対応 GPIB コントローラ NI GPIB-USB-HSが必要です。 34461A を使用する場合には必要ありません。

周波数カウンタは、以下の仕様を満たしている必要があります。

項目 内容
レンジ60MHz - 1500MHz
分解能1Hz
安定度エージングレート ± 1×10^-6/年
温度(0°C - 50°C) ± 1×10^-6

校正を依頼する

株式会社アドバンテストに校正を依頼する場合、校正済みの機種と入れ替えを行います。

校正を依頼する場合、お問い合わせフォームからご依頼ください。 校正証明書が必要な場合は、その旨を記入してください。 お問い合わせ頂き次第、見積りをお送り致します。

CloudTesting™ Stationの修理

CloudTesting™ Stationが故障した場合、弊社ヘルプデスクにご連絡ください。 お問い合わせの際に、以下の項目を明記してください。

  • 故障したCloudTesting™ Stationのシリアル No.
  • セルフチェックの結果

修理が必要な場合、代替のCloudTesting™ Stationと交換致します。

原則として交換・修理費用は弊社負担です。 ただし、故障原因がお客様の故意、過失によるものと認められた場合は、 交換・修理費用(代替品の送料含む)はお客様の負担となります。 弊社工場に引き上げ確認後、費用をご連絡させていただきます。 費用が発生する場合、直近月のご利用代金とあわせてご請求させていただきます。

更新日
2020年08月24日(月)