分岐処理は、測定項目を実行した後に、指定した変数の値に応じて、測定結果とBin番号、 次に実行するフロー項目を設定できる機能です。
分岐処理の変数設定
分岐処理に使用する変数は、フロー項目参照領域のBranchタブの[Branch Switch Value]に指定します。 変数は次のいずれかの型である必要があります。
- Integer
- Long
- Boolean(Trueは1として、Falseが2として扱われます)
Branch Switch Valueのデフォルト変数は、システム変数_SYS_MeasureItemResult
です。 システム変数_SYS_MeasureItemResult
は、測定結果に応じて数値が設定されます。 測定結果と設定される数値の関係は、以下の通りです。
測定結果 | _SYS_MeasureItemResult |
---|---|
Pass | 1 |
Fail | 2 |
Not Judged | 3 |
Error | 4 |
Branch Switch Valueにインターポーズ処理で演算した変数を指定する事で、 測定結果ではなくInterposeによる分岐処理を行えます。
分岐処理の変数値設定
分岐処理に使用する変数の値ごとに、測定結果とBin番号、次に実行するフロー項目を設定できます。 それぞれの項目に設定できる値は、以下の表を参照して下さい。
項目 | 値 | 内容 |
---|---|---|
測定結果 | Pass | 測定結果をPassにします |
Fail | 測定結果をFailにします | |
Not Judged | 測定結果をNot Judgedにします | |
Error | 測定結果をErrorにします | |
Total Result Pass | フロー実行でセットしたFailをクリアして測定結果をPassにします | |
Bin番号 | 整数 | |
次に実行するフロー項目 | Next | 次のフロー項目を実行します。次のフロー項目が存在しない場合は、フロー実行を終了します。 |
Stop | フロー実行を終了します。 | |
Goto | 指定したフロー項目へ分岐します。 | |
Retry | 指定した回数だけ、指定したフロー項目を次に実行した後、任意のフロー制御を行います。 フロー制御は、Next,Stop、Gotoのいずれかを指定できます。 |