JECループとLoop Sectionによるループの違いは?

質問

パターン実行におけるJEC命令による無限ループとLoop Sectionによる無限ループの違いは?

回答

  • JEC命令による無限ループ

    • パターンプログラムにループを記述する方式
    • ループできるアドレス範囲はJEC命令が記述されているアドレスから255アドレス前まで
    • パターン内に複数のループ範囲を設定できる
  • “Loop Section”による無限ループ

    • Patternタブにループする範囲を記述する方式
    • ループできる範囲はパターンの開始アドレスから最終アドレス-1まで
    • パターンに対して1つのループ範囲のみ設定できる

なお、以下の3条件のいずれかに当てはまる場合、パターンの無限ループは実行されません。

  • [Pattern]タブの[Execution Section:]の[Stop:]が、パターン中のJEC命令のアドレスと同じ値もしくは小さい値に設定した場合  

  • [Pattern]タブの[Execution Section:]の[Stop:]が、[Loop Section:]の[Stop:]と同じ値もしくは小さい値に設定した場合

  • [Pattern]タブの[Loop Section:]の[Stop:]が、パターン中のEXIT命令のアドレスと同じ値もしくは大きい値に設定した場合

更新日
2017年01月01日(日)