CloudTesting™ Lab Rev 2.41.00
1. 改版概要
レビジョン番号 | 改版理由 |
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2.41.00 | Windows 7 でのサポート終了 機能追加、機能改善、不具合修正 |
2. Windows 7 でのサポート終了
以前告知させていただきました通り、Windows 7 での正式サポートを終了しました。
3. 追加機能
3.1 CTコマンド
(1) 信号条件のCSVファイルをインポートするコマンドを追加
信号条件のCSVファイルをインポートする次のコマンドを追加しました。
-
CT_ImportMCUSignalCSV.bat 信号条件のCSVファイルをインポートします。
-
CT_ImportMCUSignalCSVforTSName.bat 信号条件の[TS]名称ファイルをインポートします。
対象ファームウェア |
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CX1000_MCU |
詳細は、「CX1000 ユーザーズ・マニュアル」の以下の節を参照してください。
-
「CTコマンド」
- 「CT_ImportMCUSignalCSV.bat」
- 「CT_ImportMCUSignalCSVforTSName.bat」
(2) CT_Start.batにオプションを追加
CT_Start.batに以下のオプションを追加しました。
- CloudTesting(TM) Stationに接続していないときには起動しない
- メッセージ表示領域の設定をする
対象ファームウェア |
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CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
詳細は、「CX1000 ユーザーズ・マニュアル」の以下の節を参照してください。
- 「CTコマンド」
- 「CT_Start.bat」
3.2 Flow Execution (スタンダード・モード)
(1) フローの編集操作の取り消し可能な回数を変更する機能
フローの編集操作の取り消し可能な回数を変更する機能に対応しました。 ※ 取り消し可能な回数の初期値は10回から1回に変更しました。
対象ファームウェア |
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CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
詳細は、「CX1000 ユーザーズ・マニュアル」の以下の節を参照してください。
- 「測定編」
- 「フローの編集操作を取り消す」
4. 改善機能
4.1 エキスパート・モード
(1) 複数フロー項目の編集機能改善
複数のフロー項目に対し、以下の操作ができるようにしました。
- マウスのドラッグ・アンド・ドロップによる移動
- カット(Ctrl+X)・アンド・ペースト(Ctrl+V)による移動
- コピー(Ctrl+C)・アンド・ペースト(Ctrl+V)による複製
- 上記操作の取り消し(Ctrl+Z)
対象ファームウェア |
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CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
詳細は、「CX1000 ユーザーズ・マニュアル」の以下の節を参照してください。
- 「エキスパート・モード」
- 「フロー項目一覧領域」
5. 不具合項目
5.1 Setup and Execution
(1) [Active Window]メニューで表示ウィンドウを切り替えた時に測定条件の適用が行われない現象
測定条件を変更して[Active Window]メニューで表示ウィンドウを切り替えたときに、測定条件の変更が適用されませんでした。
- 改善後の動作 表示ウィンドウを切り替え後、測定条件の変更が適用されます。
現象発生レビジョン | 対象ファームウェア |
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Rev 1.00.00 ~ 2.40.01 | CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
5.2 変数
(1) 文字列連結演算子にファイルパスの区切り文字を指定できない現象
文字列連結演算子(+)にファイルパスの区切り文字 \ を指定できませんでした。
-
改善後の動作 “\\”と記述することで、文字列連結演算子(+)にファイルパスの区切り文字を指定できます。
なお、この修正により特殊文字 \ の指定方法が変更になっています。 詳細は「CX1000 ユーザーズ・マニュアル」の以下の節を参照してください。
- 「変数」
- 「変数の仕様」
- 「リテラル表記」「特殊文字の表記について」
- 「変数の仕様」
- 「変数」
現象発生レビジョン | 対象ファームウェア |
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Rev 2.33.00 ~ 2.40.01 | CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
(2) 変数定義にカンマの入った文字列連結の演算式があると、変数のインポート時にエラーになる現象
変数定義にカンマの入った文字列連結の演算式があると、変数のインポート時にエラーになっていました。
- 改善後の動作 文字列連結の演算式が正常にインポートできます。
現象発生レビジョン | 対象ファームウェア |
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Rev 2.33.00 ~ 2.40.01 | CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
(3) ワーク・プロジェクト読み込み直後、変数の初期値に_SYS_WorkProjectNameの値が反映されない現象
変数の初期値にワーク・プロジェクト関連のシステム変数(_SYS_WorkProjectName または _SYS_WorkProjectPath)を使用していると、ワーク・プロジェクト読み込み直後にそれらの値が反映されず、空文字になっていました。
- 改善後の動作 変数の初期値にワーク・プロジェクト関連のシステム変数の値が反映されます。
現象発生レビジョン | 対象ファームウェア |
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2.30.00 ~ 2.40.01 | CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |