CloudTesting™ Lab Rev 2.28.00
1. 改版概要
-
レビジョン番号 Rev 2.28.00
-
改版理由
機能追加、機能改善、不具合修正
2. 追加機能
2.1 Flow Execution (スタンダード・モード)
(1) コンパクト表示
以下の機能を追加しました。
- フローのコンパクト表示
- グループのコンパクト表示
対象ファームウェア |
---|
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
(2) グループに名前をつける機能
グループに名前をつけられるようになりました。
対象ファームウェア |
---|
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
(3) 測定項目のカット、コピー、ペースト機能
測定項目のカット、コピー、ペーストに対応しました。
対象ファームウェア |
---|
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
2.2 ウィンドウ表示
(1) ウィンドウの位置とサイズを復元する機能
以下のウィンドウを表示する際に、前回表示した時の位置とサイズを復元する機能を追加しました。
- スタートアップ・ウィンドウ
- メイン・ウィンドウ
- [Execute Maintenance Program]ウィンドウ
対象ファームウェア |
---|
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F, CX50_GENERAL |
3. 改善機能
3.1 Setup and Execution
(1) タイミング値自動更新の切り替え
測定周期を変更した際、その変更に追従してタイミング値を自動更新するかどうかを選択できるようにしました。
対象ファームウェア |
---|
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
3.2 Flow Execution (スタンダード・モード)
(1) 測定実行時のパフォーマンス改善
以下のいずれかの条件下で、測定実行時のパフォーマンスを改善しました。
- Pass ActionまたはFail Actionで他の測定項目を指定している場合
- Pass ActionまたはFail ActionでRetryを指定している場合
- フローを複数回実行する場合
対象ファームウェア |
---|
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
(2) グループを実行対象にしたときの動作変更
グループを実行対象にした場合、グループ内で実行対象に設定された測定項目のみを実行するようにしました。
対象ファームウェア |
---|
CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
4. 不具合項目
4.1 Setup and Execution
(1) パターン実行中のエラーでメッセージが表示されない現象
パターン実行中のエラーでメッセージが表示されないことがありました。
改善後の動作
エラーメッセージが表示されます。
現象発生レビジョン | 対象ファームウェア |
---|---|
Rev 1.00.00 ~ Rev 2.27.02 | CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
4.2 ワーク・プロジェクト
(1) ワーク・プロジェクトの読み込みが遅くなる現象
測定条件に変数を使用している測定項目が多数あった場合、ワーク・プロジェクトの読み込みが遅くなりました。
改善後の動作
読み込み時間を改善しました。
現象発生レビジョン | 対象ファームウェア |
---|---|
Rev 2.20.00 ~ Rev 2.27.02 | CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
4.3 変数
(1) 測定を実行すると、変数が削除できなくなる現象
測定実行後、測定条件のテキスト・ボックスで使用されている変数が削除できませんでした。
改善後の動作
変数が削除できます。
現象発生レビジョン | 対象ファームウェア |
---|---|
Rev 2.20.00 ~ Rev 2.27.02 | CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
4.4 メンテナンス・プログラム
(1) 内部リレーのリーク不良が検出できない現象
Self Checkで、内部リレーのリーク不良が検出できない場合がありました。
改善後の動作
リーク不良の検出条件を改善しました。
現象発生レビジョン | 対象ファームウェア |
---|---|
Rev 1.00.00 ~ Rev 2.27.02 | CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |