Logic Analyzer Toolで表示される判定結果と論理波形が異なる。

質問

Logic Analyzer Toolで表示される各サイクルの判定結果(Pass/Fail)と論理波形が異なります。
理由を教えてください。

回答

Logic Analyzer Toolは以下の様に複数回パターンを実行します。

  • [Sampling Trigger] - [Kind]が[Pattern Cycle]の時
実行回数測定プログラムの設定と取得情報
1回目測定項目が実行される設定でサイクル情報、Judge情報を取得
2-9回目I/OピンのJudgeタイミングのみ変更(0→1/8→2/8→…→7/8)しながら測定対象からの出力波形データを取得
  • [Sampling Trigger] - [Kind]が[Pattern Address]または[Fail Count]の時
実行回数測定プログラムの設定と取得情報
1回目[Pattern Address]または[Fail Count]でのパターン・サイクル数を取得
2回目測定項目が実行される設定でサイクル情報、Judge 情報を取得
3-10回目I/OピンのJudgeタイミングのみ変更(0→1/8→2/8→…→7/8)しながら測定対象からの出力波形データを取得

詳細はCX1000ユーザーズ・マニュアルを参照ください。
測定対象の動作が安定せず、パターンの実行毎に動作が変わってしまうような場合は、Judge情報と出力波形データが一致しない場合があります。
測定対象の動作が安定した状態で解析するように電源投入シーケンスやパターンを見直す必要があります。

更新日
2019年11月07日(木)