CloudTesting™ Lab Rev 2.40.00
1. 改版概要
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レビジョン番号 Rev 2.40.00
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改版理由
機能追加、機能改善、不具合修正
CX1000_MCUファームウェアでご使用の場合、ファームウェアの更新が必要です。
詳細は「ユーザーズ・マニュアル」の「設置後初めて使用する」を参照してください。
2. 追加機能
2.1 ファームウェア
(1) ピン・マルチプレクス対応
ピン・マルチプレクスに対応しました。
この新機能により100Mbpsを超える測定が可能になりました。
対象ファームウェア |
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CX1000_MCU |
詳細は、「CX1000 ユーザーズ・マニュアル」「アプリケーション開発編」の「ピン・マルチプレクスのチャンネルを設定する」および「信号条件を設定する」を参照してください。
2.2 Pin Definitions
(1) ピン定義の検索機能
ピン定義を検索する機能を対応しました。
対象ファームウェア |
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CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
詳細は、「CX1000 ユーザーズ・マニュアル」の「ピンとチャンネルの接続を定義する」を参照してください。
3. 機能改善
3.1 変数
(1) 16進数の2の補数表現対応
16進数の2の補数表現に対応しました。
対象ファームウェア |
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CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
4. 不具合項目
4.1 CloudTesting™ Labの起動
(1) ファームウェア・レビジョンが異なる構成のS2-LINKでエラーにならない現象
ファームウェア・レビジョンが異なるCX1000DでS2-LINKを構成してもエラーになりませんでした。
改善後の動作
ファームウェア・レビジョンが異なる構成ではエラーになります。
現象発生レビジョン | 対象ファームウェア |
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Rev 1.00.00 ~ Rev 2.34.00 | CX1000_MCU |
4.2 エキスパート・モード
(1) インターポーズ・アルゴリズムSet Array Variableのパラメータ設定で変数が指定できない現象
インターポーズ・アルゴリズムSet Array Variableのパラメータ設定で、String型の配列変数の各要素に変数が指定できませんでした。
改善後の動作
String型の配列変数の各要素に変数が指定できます。
現象発生レビジョン | 対象ファームウェア |
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Rev 2.20.00 ~ Rev 2.34.00 | CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |
4.3 IP Manager
(1) エキスパート・モードのライセンスが有効な場合、使用するIPを変更するとCloudTesting(TM) Labの再起動が必要になる現象
エキスパート・モードのライセンスが有効な場合、IP Managerより使用するIPを変更すると、エキスパート・モードのライセンスが有効なままにもかかわらず認証状態に変更ががあった旨のメッセージが表示され、CloudTesting™ Labの再起動を促されました。
改善後の動作
エキスパート・モードのライセンスの認証状態に変更がなければ、CloudTesting™ Labを再起動せずに操作を続行できます。
現象発生レビジョン | 対象ファームウェア |
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Rev 2.20.00 ~ Rev 2.34.00 | CX1000_MCU, CX1000_MEMORY_TYPE_F |