Functional Testing for Memory (FunctionalMeasure_Mem_TypeF_IP)

ICメモリの論理動作機能を確認するアルゴリズムIPです。
測定対象にパターンを印加し、測定対象から出力された信号を期待値パターンと比較してPASS/FAIL判定します。
このIPは、ICメモリの論理動作を確認することを目的としています。

具体的な使用例としては以下の内容となります。

  • 論理動作の確認(ファンクション試験)
  • グレード選別試験
  • マージン試験
  • 不良セルの評価および解析

機能

  • 多彩な入力波形の選択ができます。

  • 各ピンに入力電圧値が設定できます。

  • 測定対象に対して印加するパターン・プログラム(入力値と期待値の組み合わせ)を設定できます。

  • 各ピンに電流負荷、終端抵抗の設定が可能です。

  • 電源ピン、入出力ピンなどの電源投入/遮断シーケンスを設定できます。

  • 以下のライセンスに対応しています。

    • Condition Table Memory_TypeF License(PCXA01-M3004) (Manual)
    • Output Raw Fail Address Memory_TypeF License(PCXA01-M3005)(Manual)
    • High Resolution Timing Memory_TypeF License(PCXA01-M3006) (Manual)
    • Timing Search Memory_TypeF License(PCXA01-M3007) (Manual)

カートに入れる

製品グループアルゴリズムIP
型番PCXA01-M3001
関連リンク
提供元株式会社アドバンテスト
対応機器
  • CX1000P MEMORY_TYPE_F
  • CX1000D MEMORY_TYPE_F
High Resolution Timing Setting for Memory_TypeF License

Output Raw Fail Address for Memory_TypeF License

Timing Search for Memory_TypeF License

Condition Table Memory_TypeF License

リビジョン

リリース日リビジョン番号内容
2021年04月22日(木)1.08.01
  1. Condition Table Memory_TypeF License(PCXA01-M3004)
    • Rev 1.08.00において、Rev 1.08.00より前のリビジョンで保存したワーク・プロジェクトを読み込み、条件テーブルが有効な設定でフローを実行すると、エラーが発生して測定が実行できませんでしたが、エラーにならないように修正しました。
  • Rev 1.08.00では、機能追加のためにワーク・プロジェクトのフォーマットを変更しています。Rev 1.08.00以降で保存したワーク・プロジェクトは下位互換がありません。
2021年04月13日(火)1.08.00

Condition Table Memory_TypeF License (PCXA01-3004)

  • 条件テーブル実行中に、フェイル中断またはパス中断する[Break]機能を追加しました。
  • データ・ログに条件テーブルのログも表示する[Output Condition Settings]機能を追加しました。
  • [Loop Count]に変数を使用出来るようになりました。
  • 条件値の設定に変数を使用出来るようになりました。
  • 条件テーブルの操作方法を改善しました。
  • 条件テーブルGUIの部品配置を調整しました。
  • 信号ピンのIOH(Load in high level)とIOL(Load in low level)の選択をヘッダメニューに追加しました。
  • Current and Voltage Measurements for Memory使用時に、DC測定のVSIMの印加電圧またはISVMの印加電流の選択をヘッダメニューに追加しました。
  • ATEサービス株式会社製UTILITY BOX(ATES UTILITY Power Supply 6V 4Aチャンネル)使用時に、UTILITY BOXの電源電圧の選択をヘッダメニューに追加しました。
  • カラム・クリア機能をヘッダメニューに追加しました。
  • [Register]メニューの条件テーブル設定に“#”で始まる16進数は使用出来なくなりました。旧バージョンで使用している“#”で始まる16進数は、条件テーブル表示時に“0x”で始まる16進数に置き換わります。
  • [Loop Count]および条件テーブルの設定値のエラーチェックは、データ入力時ではなく試験実行時に行われます。
  • 1行もないCSVファイルの条件テーブルを読み込むとエラーになりましたが、エラーにならないように修正しました。
  • 条件テーブルの初期値として空白の3行を表示していましたが、空のテーブルを表示するように変更しました。
  • 条件テーブルの最終行を編集すると1行を最終行に自動的に追加していましたが、追加されないように変更しました。

Output Raw Fail Address for Memory_TypeF License (PCXA01-3005)

  • カウント領域指定が1つでしたが、複数指定出来るようになりました。
  • 本機能を[Measure Condition]タブから[Output Raw Fail Address]タブへ移動しました。
2020年07月29日(水)1.07.06

(1) エキスパート・モード時、[Measure Condition]タブの[Keep Power On]とフロー項目一覧領域の[Power Keep]の設定が同期して変更されるように修正しました。
(2) Timing Search for Memory_TypeF Lisence (PCXA01-M3007)
 フロー実行時にエラーが発生することがありました。改善後、正しく測定できます。

2020年03月19日(木)1.07.05

Timing Search for Memory_TypeF Lisence (PCXA01-M3007)

  • [High Resolution Timing] タブで指定したピン・グループをタイミング・サーチしたときにErrorとなる不具合を修正しました。

Output Raw Fail Address Memory_TypeF License(PCXA01-M3005)

  • フェイル・アドレス・データを保存するファイル名の変数対応を行いました。
  • フェイル・アドレス・データを保存するファイル名に日時を付加する機能を追加しました。
2019年08月28日(水)1.07.04

Condition Table Memory_TypeF License(PCXA01-3004)

[Condition Table]でVIH/VILが電圧発生範囲外または電圧発生振幅範囲外になるとき、Errorとする仕様に変更しました。

Timing Search for Memory_TypeF Lisence (PCXA01-M3007)

[High Resolution Timing] タブで指定したピン(またはピン・グループ)の全てのタイミング・エッジが高分解能でサーチされる不具合を修正しました。
[High Resolution Timing] タブで指定していないタイミング・エッジは、通常の分解能でサーチされます。

2018年12月20日(木)1.07.03
  • 商品名を変更しました。

  • High Resolution Timing Setting for Memory_TypeF Lisence (PCXA01-M3006)
    不具合を修正しました。

  • Timing Search for Memory_TypeF Lisence (PCXA01-M3007)
    不具合を修正しました。

その他詳細ついては改版履歴を参照ください。

2018年06月25日(月)1.07.02

機能改善

  1. ConditionTable Memory_TypeF Lisence (PCXA01-M3004) ユーザーズ・マニュアルの条件テーブルのマニュアルを表示するリンクをクリックすると、他のマニュアル(機能検証メモリ用)が表示されれる問題を修正しました。
2017年11月21日(火)1.07.01

ConditionTable Memory_TypeF Lisence (PCXA01-M3004)

改版履歴を機能検証メモリ用(PCXA01-M3001)に統合しました。

Output Raw Fail Address Memory_TypeF Lisence (PCXA01-M3005)

  • Fail CaptureタブのFail Capture Pinsに9PIN以上を設定してフェイル・アドレス・ファイルを保存するとエラーが発生しました。
  • All Fail bit = 1 の時にフェイル・アドレス・ファイルを保存するとエラーが発生しました。

改善後、上記のエラーが発生しません。
改版履歴を機能検証メモリ用(PCXA01-M3001)に統合しました。

High Resolution Timing Setting for Memory_TypeF Lisence (PCXA01-M3006)

  • Flow実行時にErrorが発生する場合がありました。

改善後、上記のErrorが発生しません。
改版履歴を機能検証メモリ用(PCXA01-M3001)に統合しました。

Timing Search for Memory_TypeF Lisence (PCXA01-M3007)

最後の測定値のみを変数に保存していましたが、改善後、すべての測定値を変数に保存します。
改版履歴を機能検証メモリ用(PCXA01-M3001)に統合しました。

2016年12月06日(火)1.07.00
  • チャンネル・リスト形式による外部電源装置のチャンネル指定機能を追加しました。
2016年11月30日(水)1.06.00

機能追加

  1. Timing Search for Memory TypeF License
    • Timing Search for Memory_TypeF License(PCXA01-M3007)を使用出来ます。
  2. High Resolution Timing Setting for Memory TypeF License
    • High Resolution Timing Setting for Memory_TypeF License(PCXA01-M3006)を使用出来ます。
  3. フェイル・アドレス・カウントのエリア指定
    • Output Raw Fail Address Memory_TypeF Lisence(PCXA01-M3005)のフェイル・アドレス・カウントにエリアの指定機能を追加しました。

関連するお知らせ

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2016年01月08日(金)
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