DC Parametric Measure IP

DC Parametric Measure IP は、I/O、RVS、AWG、DGTピンの電圧、電流を測定するアルゴリズムIPです。

本IPを使用することで、測定対象デバイスの以下のような各種電気的特性を簡単に測定、評価することができます。

  • 入力電流測定
  • 出力電圧測定
  • 出力電流測定
  • 信号ピンのリーク電流測定
  • 抵抗値測定
  • コンタクト試験

また、Multipoint Measurement Plugin(PCXA01-M1040)を使用することにより、前述の測定についての複数回測定の測定値変動/最大値/最小値/平均値/ばらつきなどの特性を容易に測定、評価することができます。

Rev 2.03.00の改版内容

機能

  • 以下のチャンネルが接続されたピンの電圧/電流を測定できます。

    • I/Oチャンネル
    • RVSチャンネル
    • AWGチャンネル
    • DGTチャンネル
  • DCパラメトリック測定ユニットを使用して以下の測定を行うことができます。

モード測定内容
VSIM定電圧を印加し電流を測定する。
ISVM定電流を印加し電圧を測定する。
MVM定電流源を接続せずに電圧を測定する。
  • パターンを実行し、特定の動作状態で測定できます。
  • I/Oピンのピン・アウト・リレーをオープンして測定できます。測定系のリーク電流の影響を軽減することができます。
  • デバイス・ピンにVIH/VILレベルを印加して測定できます。
  • 測定対象ピンの電源状態を測定時にオフにすることができます。
  • 測定対象ピンのピン・アウト・リレーを測定時にオープンすることができます。
  • インターポーズ処理で測定値や判定結果を変数に保存できます。
  • パターンの実行結果を判定できます。
  • ファイナライズ・パターンを実行できます。
  • Simultaneous Measurement Function Plugin for DC Parametric Measure IPによって、CX1000Dで最大4チャンネル(CX1000D S2-LINKの場合最大8チャンネル)同時に測定できます。
  • Arbitrary Waveform Applying Pluginによって、パターンに同期して測定対象に任意波形を印加できます。
  • External Power Supply Control Pluginによって、外部の電源装置からGPIB制御により電源を供給できます。
  • Multipoint Measurement Pluginによって、一つの測定項目で複数のパターン実行条件で測定できます。また、各測定ポイントにおける統計値を判定できます。
  • Batch File Execution Pluginによって、測定シーケンスの各タイミングでバッチファイルを実行することができます。
  • 以下のIPを連携することで測定条件を変更しながら測定結果を評価、解析することが出来ます。

カートに入れる

製品グループアルゴリズムIP
型番PCXA01-M1025
関連リンク
提供元株式会社アドバンテスト
対応機器
  • CX1000P CX1000_MCU
  • CX1000D CX1000_MCU
  • CX1000D S2-LINK CX1000_MCU
Multipoint Measurement Plugin

Shmoo Plot Tool

Simultaneous Measurement Function Plugin for DC Parametric Measure IP

External Power Supply Control Plugin

Shmoo Algorithm

Arbitrary Waveform Applying Plugin

Generic Search IP

Batch File Execution Plugin

リビジョン

リリース日リビジョン番号内容
2020年05月29日(金)2.03.00
2019年08月28日(水)2.02.00
  • 測定時間が最短になる様に測定シーケンスを最適化しました。
  • ファイナライズ・パターンを実行する機能を追加しました。
  • Batch File Execution Plugin (PCXA01-M5009)に対応しました。
  • Multipoint Measurement Plugin使用時、測定でOverflowが発生したときに測定結果が0になる不具合を修正しました。
  • [(2)Wait]および[(6)Wait]の値を変更しても正しく反映されない不具合を修正しました。
  • [Mode] = VSIM時、[Measure Range]を[32mA Range] / [6mA Range]から[600uA Range] / [60uA Range] / [6uA Range]に変更したときに不適切なクランプ値によるエラーが発生する問題を修正しました。[Measure Range]が[600uA Range] / [60uA Range / 6uA Range]の時は、正しいクランプ値(999uA / -999uA)が自動的に設定されます。
2018年10月12日(金)2.01.10
  • [Source Value]を変数で設定している場合に変数値を変更しても測定条件に反映されない場合がある不具合を修正しました。
  • 製品名を「DCパラメトリック測定IP」から「DC Parametric Measure IP」に変更しました。
2018年03月13日(火)2.01.00
  • データ・ログのヘッダにコメントおよび変数値を出力する機能を追加しました。
  • 複数ポイント測定プラグイン使用時、[Acquisition Count]を一度も編集せずに初期値のまま実行した時にエラーが発生する不具合を修正しました。
  • 複数ポイント測定プラグイン使用時、[Measurement Table]のアドレス指定箇所をラベル指定から変数に切り替えて実行した時にエラーが発生する不具合を修正しました。
  • 外部電源制御プラグインのRev1.02.01に対応しました。
2017年10月04日(水)2.00.03
  • 32ピン以上を測定対象に指定した場合に、指定されたピンの順序で測定しない問題を修正しました。
  • Shmoo取得時にISVM印加レンジを自動的に変更できない問題を修正しました。
2017年06月28日(水)2.00.02
  • Rev1.12.00以前のDCパラメトリック測定IPで作成されたワーク・プロジェクトをロードした際にISVM測定のLower Limitに“None”が設定される場合がある不具合を修正しました。
2017年06月15日(木)2.00.01
  • Rev1.12.00以前のDCパラメトリック測定IPで作成されたワーク・プロジェクトを実行できない不具合を修正しました。
  • 測定対象に設定しているピンのピン名を変更した際にエラーが発生する場合がある問題を修正しました。
2017年05月18日(木)2.00.00
  • [Measurement Setting]タブを追加しました。
  • パターン実行結果を判定する機能を追加しました。
  • 測定前にI/Oピンのピン・アウト・リレーをオープンする機能を追加しました。
  • 測定前にI/OピンからデバイスにVIH/VILレベルを印加する機能を追加しました。
  • 測定シーケンスで待ち時間を設定できる箇所を追加しました。
  • 複数ポイント測定プラグイン に対応しました。
  • 外部電源制御プラグイン に対応しました。
  • 任意波形印加プラグイン に対応しました。
2015年07月27日(月)1.12.00
  • 製品名をDCパラメトリック測定IPに変更しました。
  • MAINパターンのループ実行機能を併用して測定できようになりました。
  • パターンプログラムを変更せずにループ実行と測定が可能になりました。
  • ループ実行で測定できるパターンのアドレス範囲に制限が無くなりました。
  • [Document]タブを追加して、リファレンス・マニュアルや改版履歴を測定項目の編集画面から開けるようになりました。
  • 旧商品名で既に契約している場合は、商品名変更に伴う契約の変更手続きは不要です。
2015年02月02日(月)1.11.00
  • IP Managerに対応しました。
  • ログ出力形式を変更しました。
2014年02月25日(火)1.10.00
  • 複数ピンの同時測定機能を追加しました。
  • パターン実行後の待ち時間機能を追加しました。:wait time after pattern
  • 測定前の待ち時間機能を追加しました。:wait time after DC parametric measurement connected
  • AWG,DGT,RVSの測定機能を追加しました。
2014年02月25日(火)1.00.00

初版 製品名: 電流・電圧検証

関連するお知らせ

2017年06月20日(火)
DCパラメトリック測定IP[PCXA01-M1025]不具合のお知らせ

DCパラメトリック測定IP[PCXA01-M1025]について測定に関する不具合について お知らせ致します。